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ムーミンから教わる深すぎる名言

 みなさんはムーミンって知ってますか?

 

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・概要

ムーミンとは、トーベ・ヤンソン原作の『ムーミン』シリーズもしくは、その作品の主人公(ムーミン・トロール)を指す名前である。

フィンランドを代表する作品・キャラクターとして世界的に広く知られている。日本ではテレビアニメとなって広く知られ、フィンランドポーランドでもアニメ化されている。
日常ファンタジーながらどこか常識からかけ離れた、不気味で理不尽な世界観、風刺も含まれた内容は子供文学でありながら大人にも人気である。

 

・舞台

ムーミン谷という世間から離れた小さな谷。海とおさびし山という高い山に挟まれている。
人口は多くないが、一応交番や町などもある。
いろんな不思議な種族が住んでいて、種族ごとに家を持ち共存している。ただし人間はいない。

日本に於いて「ムーミン」は「スローライフを楽しめる平和でのどかな田舎を舞台にしたメルヘン」のイメージで語られることが多いが、作中では彗星接近による異常気象、大洪水や干ばつ、降雹などが起こり、触ったら凍死する女のお化けモランや見たものを凍らせる氷姫、悪魔、触ったら感電するニョロニョロが棲息するなど、実際には安心して住めそうにない場所である。
むしろ、そんな危険と隣り合わせの中でも毎日をマイペースに楽しく生活しているのがムーミン谷の住人たちの魅力である

 

・キャラクター

この作品にキャラクター達に「名前」があると認識しがちだが、実はこの作品世界では個人を種族名もしくはあだ名で呼んでおり、個人の名前という概念がないのではないかとも言われている。
そんなわけで、しばしば同種族の別人が同じ名で呼ばれる(たとえば「ヘムレンさん」と呼ばれる人物がしばしば登場するが、それぞれ「ヘムル」という種族に属する別人である)。ミムラ族のミイの母親と姉は「ミムラ夫人」「ミムラ姉さん」という呼び方で区別されているが、この事情を知らない人は混乱が大きい。

 

 

 

小学生のときに、ちょくちょく観ていたのですが、大人になって改めて観ると、とても感慨深い作品です。

 

そこで、ムーミンから深すぎる名言を抜粋して紹介したいと思います。

 

 

ムーミンパパの名言

 「お父さんは分からないことばっかりだ。でも信じてることはたくさんある。」
 
「家族とベランダがたまらなく恋しい。あそこにいてこそ、かぎりなく自由で冒険心に満ち満ちていることができるんだ。それでこそ、ほんものの父親なんだ。」

 

 

 

ムーミンママの名言

「どんなものでも、暗闇の中では、おそろしいものにみえるのよ。」

 

「さあ、あしたもまた長い、いい日でしょうよ。 しかも、はじめからおわりまでおまえのものなのよ。 とてもたのしいことじゃない!」

 

 ミイの名言

「時々、誰かに言われた言葉がチクッて刺さってイラッてするときあるじゃない。
それね、本当のこと言われてるからよ。」

 

「あなたの夢を、そんなこと無理だっていう人いるでしょ。こう言い返してやりなさい。あなたには無理ね、
でもわたしはできるの、あなたとわたしはちがうから、って。

でも言ったからには夢をかなえなきゃいけないことも覚えておきなさいよ。でかい口たたくんだから。」

 

「ひま、やることがない。なんて間抜けなセリフだこと。
春は花を見て、夏は太陽を浴びて、秋は落ち葉を踏んで、冬は静かに春を待つの。
やることがないんじゃないわ。やることをわかってないのよ。」

 

「新しい生活、その不安ね。大丈夫よ、全然大丈夫よ。
いま考えても仕方ないじゃない。
何かあったらその時に考えればいいのよ。
本当にそんなものよ。それで意外とうまくいくのよ。」 

 

「一生懸命努力してるのに報われないじゃない。
努力の量が足りないんじゃなくて、仕方が間違ってるんじゃない。」

 

スナフキンの名言

「本当の勇気とは自分の弱い心に打ち勝つことだよ。
包み隠さず本当のことを正々堂々と言える者こそ本当の勇気のある強い者なんだ。」

 

 

「だれかを崇拝しすぎると、ほんとうの自由は、得られないんだよ。」

 

「僕は自分の目で見たものしか信じない。
けど、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ。」

 

「一度決めたら最後までやりぬく、それが俺の人生さ。」

 

「その奥さん、親戚は多いし知り合いも沢山いたんだ。
でもね、言うまでもなく“知り合いが沢山居たって友達が一人も居ない” って事は有り得るんだよ。」

 

「そのうちなんて アテにならないな、今がその時さ」

 

 

特に深い事を言うのは、スナフキンやミイですね。

スナフキンは、物語の中でも重要な役割を担うキャラクターで、自由をであろうとして物を所有することを嫌う。みんなが憧れる自由を体現している。しかし、スナフキンも人が憧れるような自由を持っているのではなく、自由でいるという思想に縛られた不自由な旅人であるから、スナフキンの言葉は深いのかもしれません。

ミイも自分に正直で偽善がなく、自由な人間なのかもしれません。小さい頃に観ていた時は、なんて嫌なやつなんだ!と思って観ていましたが、大人になって見返すと核心をつく言葉が多いことに気が付きました。

ムーミンには他にも多くの名言が詰まっています。よかったら、観てみてはどうでしょうか?