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ドラマ 「ハゲタカ」がついに今夜放送開始される!

 

7月に入り、各局で今期のドラマが放送され始めていますね。

今日はテレビ朝日系列で今夜放送開始をされる「ハゲタカ」について少し紹介をしたいと思います。

 

主演は綾野剛さんで、出演キャストは沢尻エリカさん、渡部篤郎さん池内博之さんらです。原作は真山仁さんで「相棒」シリーズの和泉聖治さんが監督、ドラマ「任侠ヘルパー」の古家和尚さんが脚本を担当されており、リアルビジネスを描いた経済小説を実写化したものになります。

 

この「ハゲタカ」なのですが、2007年にNHK大森南朋さんが主演を務められていました。今回はテレビ朝日での放送となります。

 

 

www.tv-asahi.co.jp

 

あらすじ

バブル景気とともに産声を上げた「平成」は、バブル崩壊失われた10年リーマンショックアベノミクスと、激動の時を経て2019年にその幕を閉じる。そんな時代に、外資投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」を率い、大手銀行やリーディングカンパニーに次々と買収劇を仕掛け、莫大な利益を上げる男がいた。その男の名は鷲津政彦(綾野剛)。
鷲津はバッシングを受けながらも、“利益相反”と“忖度(そんたく)”で腐りきってしまった企業の上層部をたたき、日本企業をよみがえらせていく。

 

1997年、バブル崩壊によって膨大な不良債権を抱えることになってしまう。この不良債権の処理を担当する三葉銀行の芝野(渡部篤郎)は、回収困難な債権を一括にまとめて売り出す「バルクセール」を実施する。

買い手として名乗りを上げた外資投資ファンドの社長・鷲津(綾野剛)が銀行に乗り込んでくることになる。鷲津らは、簿価総額700億円を超える債権を査定し、たった9%の価格まで買いたたく。

鷲津は債務者への容赦ない債権回収をする男であった。

ホテルのフロントマネジャー・貴子(沢尻エリカ)はロビーで鷲津に抗議する料亭オーナーをとりなす。

数々の不良債権を抱えた企業の株を買い叩くなど、不良債権処理を中心としていたが、本格的な企業買収に乗り出したことにより、中には妨害、反発するものも多く一筋縄にいかない様子などが描かれている。

鷲津は自分を取り巻く周りの人間に翻弄されながらも、上手く裏でコントロールしながら次々と結果を出していく。

 

このドラマではお金に関するお話となっています。政治的な圧力や黒い裏でのつながりなども色濃く描かれています。

 

作中で僕が印象に残った言葉があります。

誰かが言った。
人生の悲劇は二つしかない。

一つは、金のない悲劇。
そしてもう一つは、金のある悲劇。

世の中は金だ。
金が悲劇を生む。

という言葉です。何か似ている言葉を聞いたことがあるなと思ったら、イギリスの作家ジョージ・バーナードショーの格言にそんなような言葉がありありました。

「人生には二つの悲劇がある。一つは願いがかなわぬこと、もう一つはその願いがかなうこと」たしかこれだったはず…

 

ちなみに余談ですが、原作小説「ハゲタカ」「ハゲタカII」のストーリーに、真山さんがドラマのために書き下ろした原案を基にしたオリジナルストーリーを加えられており、舞台は1990年代後半でしたが、現代まで遡る”鷲津の20年間の軌跡が描かれているそうです。オリジナルストーリーがあるので、たぶん原作を読んだことがある人も楽しめる内容になっていると思います。

 

それにしても平成の始まりを描かれている「ハゲタカ」を現代まで描いた内容を書き下ろし、この平成の終わりに放送するあたりセンスがあると思います。

 

そんなドラマ「ハゲタカ」の放送は今夜21時から放送開始です。

気になる方は見てはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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