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最近の外国人の多くが日本製のデニムを購入する理由

 

 

ネットニュースを見ていたら、多くの外国人が日本製のデニムを購入しているというニュースが目に入りました。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

 

その記事には、外国人観光客が日本製デニムに注目しており、ある店舗では売り上げの約7割が外国人観光客だといいます。本場・アメリカではなく、なぜわざわざ日本でデニムを購入するのか?その理由に迫りまっていました。

 

 

ジーンズの歴史

ジーンズの歴史は、ゴールドラッシュに湧く北米の鉱山で働く多くの鉱夫の悩みで作業中にズボンパンツ)がすぐに掏り切れてしまうことだった。1870年、仕立て屋のヤコブ・デービスは、既に設立されていたリーバイス社のリーバイ・ストラウスから仕入れたキャンバス生地を用いて銅リベットポケットの両端を補強した仕事用パンツ(ワークパンツ)を発売したことから始まったそうです。

 

日本の繊維会社は当時人気になり始めたアメリカ製の素材を自国で再現するためにデニム生地を織り始めた。

 

 

日本でのデニム製作の歴史自体は決して長いものではありません。

日本の繊維会社は当時人気になり始めたアメリカ製の素材を自国で再現するためにデニム生地を織り始めることとなります。

 

1960年代半ばから70年代初頭にかけて、ハリウッドのおかげで日本でもデニムがファッションアイテムとして人気を博しそのころに日本の国産デニムが生産され始めたそうです。

 

 

日本のデニムを購入する多くの企業は『セルヴィッジデニム』という独特の風合いを持つ希少性の高い生地を目当てにしている。"セルヴィッジ" とは通称「耳」と呼ばれ、ほつれ止め処理が施されたデニム生地の端のことを指す。大量生産型の高速織機による耳のないデニム生地が主流となる中でセルヴィッジデニムは昔ながらの工法で作られている。それは生産に時間がかかり、もはや作られていないヴィンテージの織機でのみ織り成すことができるという。(セルヴィッジデニム ↓の赤い点のところです。赤耳とも言われています。)

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セルヴィッジデニムの需要は堅調ですが織機の数が限られており、また壊れた場合代替するものがないため必然的に供給量は頭打ちとなりさらに減少する可能性があるそうです。


「織機が完全に壊れてしまった場合は他の織機に問題が発生したときの修理用の部品として使用しますが、この織機自体はもはや製造されていないのでいつかは我々も生産できなくなります。」

 

 

 

日本でその希少なセルヴィッジデニムに依然として重点を置いている会社の1つが『桃太郎ジーンズ』や『JAPAN BLUE JEANS』、『SOULIVE』、『SETTO』、『COLLECT』といったブランドを展開している 岡山県倉敷市児島に拠点を置くアパレル企業『ジャパンブルー』という会社です。

 

 

 

◆外国人が日本のデニムを購入する理由

外国人らが注目するのは、ステッチ(縫い目)の技術と高級感です。アメリカ・テネシー州から来た男性は、1万7000円と高額な“MADE IN JAPAN”のプレミアムデニムを購入しており、なぜ購入するのかというと、

 

生地に厚みがあり、破れにくいのが気に入って購入されているそうです。

 

EDWINのデニムは、今やアメリカのバーニーズニューヨークなどのデパートにも置かれる高級ジーンズだそうです。

 

ボストンからやってきた観光客は、「ステッチの素晴らしさ、裾の処理、糸すべてが良い」を評価しているそうです。見えない裏側もステッチが等間隔になっていることに、驚きを隠せないみたいです。

東京・原宿の店舗では、今では売り上げの約7割が外国人観光客によるものだそうです。

 

アメリカ生まれのデニムが日本で作り日本で外国人に売れるのはすごいと思います。

日本人は器用で、技術力を評価されており、家電や自動車などの日本製はとても人気がありますが、デニムも日本製が人気があることには驚きました。

 

これを機に日本のセルヴィッジデニムを購入されてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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