からくりサーカスについてよく知らない僕が説明する！

TVアニメ『からくりサーカス』の放送開始時期が明確に決定しましたね。

放送開始は2018年10月からだそうです。

そもそも僕は『からくりサーカス』についてよく知らなかったのですが、『からくりサーカス』がアニメ化が決定した際にTwitterで友人がリツイートしたのを見かけて、面白そうだなと思って、原作を少し読んだ程度の僕が紹介します。

『からくりサーカス』の原作は、藤田和日郎さんが1997年～2006年まで「週刊少年サンデー」に連載していた少年マンガ（全43巻）でジャンルはダークファンタジーなバトルものです。ほかの作品は『うしおととら』『月光条例』などがあります。

莫大な遺産を相続した少年・才賀勝と若く腕の立つ拳法家で他人を笑わせなければ死んでしまう奇病「ゾナハ病」患者の男加藤鳴海、そして勝を護衛する人形遣いの女性・しろがねという偶然出会った3人が、遺産を狙う大きな陰謀に巻き込まれていき、人形使いの戦いやサーカスの日常、200年に渡る人間と自動人形との戦いなどが複雑に絡み合ったストーリーが展開されます。

★ネタバレ注意

物語は「プロローグ」「サーカス編」「からくり編」「機械仕掛けの神（デウスエクスマキナ）編」の４つに分かれてます。

「プロローグ」ではまさるが遺言によって遺産の全てを相続したことから腹違いの兄弟から命を狙われ逃げている時に鳴海、エレオノールと出会います。

勝は逃げたり守られてばかりだったのですが、そんな自分と決別し戦う覚悟を決め成長していきます。

鳴海は勝を救出した際に爆発に巻き込まれ片腕を残し消息不明になってしまいます。

「からくり編」「サーカス編」は交互に進んでいき、

「サーカス編」では残された勝とエレオノールの視点で進み、まさるの出生の秘密や200年前から続く黒幕の存在などを知ることになります。

「からくり編」では鳴海が片腕を失い記憶喪失になったところから物語が始まり、自動人形と戦っているギィと出会い戦いに巻き込まれ勝と違う形で黒幕の存在を知ることになっていきます。

途中から「からくり編」と「サーカス編」が交差する「からくりサーカス編」になります。

「機械仕掛けの神（デウスエキスマキナ）編」では世界中にゾナハ病が感染するところから始まりそれを止めるべく戦っていきます。

勝の成長していく感じや出会っていく仲間との友情、鳴海との再会ができないもどかしさなど読み進めるたび心が熱くなっていきます。

◆最後に

アニメは全36話を3クールで放送するそうなのですが、原作は43巻もあるのですが、どのように放送されるのか見当もつかないです。

アニメ1話を原作1.5巻ペースぐらいで放送しないといけないんですね。ちゃんと最終回まで放送できるのか気になりますね。

アニメ放送開始までまだまだ時間があるので、気のなった方は原作を読まれてみてはいかがでしょうか。（結構長編です）

◆アニメ情報詳細

TVアニメ『からくりサーカス』
2018年10月よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送予定
Amazonプライム・ビデオにて日本・海外独占配信
＜スタッフ＞
原作：藤田和日郎（小学館少年サンデーコミックス刊）
監督：西村聡
シリーズ構成：井上敏樹／藤田和日郎
キャラクターデザイン：吉松孝博
音楽：林ゆうき
アニメーション制作：スタジオヴォルン
製作：ツインエンジン
＜キャスト＞
才賀勝：植田千尋
加藤鳴海：小山力也
しろがね：林原めぐみ
阿紫花英良：櫻井孝宏
ギイ・クリストフ・レッシュ：佐々木望
(C)藤田和日郎・小学館／ツインエンジン