ついに長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録された
本日ついに長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録されましたね。
世界遺産の登録という悲願達成までの道のりの長さがついに恵まれて、良かったと思います。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録が決定しました!! | 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
悲願達成までの経緯
事前審査を担うユネスコ諮問機関のイコモスへ平成27年1月に推薦書を提出をして、平成28年夏の登録を目指しましたが、イコモスから禁教期に焦点を当てるべきだとの指摘を受けて見直したそうです。
新たな推薦書を29年2月に提出し、イコモスが今年の5月に登録を勧告していたそうで、ついに本日6月30日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)を世界文化遺産に登録を決定したそうです。
登録された場所は、潜伏キリシタンの集落や、島原の乱の舞台となった原城跡(長崎県南島原市)、国宝の大浦天主堂(長崎市)などの12か所だそうです。
潜伏キリシタンとは、、、
潜伏キリシタン 日本でキリスト教が禁じられた17~19世紀、表向きは仏教徒などとして暮らしながらひそかに信仰を続けた人々。南蛮貿易の拠点となり、宣教師による布教が進んでいた長崎や、天草地方に多くいたそうです。
観音像を聖母マリアに見立てたり、信心具を隠し持ったりしながら、集落ごとに独自の信仰を維持していた。
1865年、大浦天主堂で2世紀ぶりに信仰を宣教師に告白した「信徒発見」は、宗教史上の奇跡の一つとされる。明治政府がキリスト教を解禁した後も、カトリックに復帰しなかった人々を「かくれキリシタン」と呼んでいるそうです。
この世界遺産登録によって、より多くの方がこの長崎に足を運ばれると思います。日本の良いところを知ってもらえて良いと思います。
長崎は僕の好きな漫画「ばらかもん」の舞台にもなっているので、まとまった休みができたら、行ってみたいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。