獺祭製造中止！？獺祭はきっと帰ってくる！ それまで待ち続けます！
記録的な豪雨により、広島、愛媛、岡山など各地で甚大な被害にあった地域が多く、復興にはまだまだ時間が掛かります。
僕に出来ることは、募金ぐらいしかありませんでした。
とりあえずネットニュースで、Tポイントからでも募金できるということを知ったので募金をしました。
被害状況を知るためにネットニュースをいろいろ見ていたら、山口県も多くの被害が出ていることを知りました。そして山口県にある日本酒の「獺祭」の醸造施設にも被害が出ており「獺祭」の生産を中止を知りました。
醸造施設に直接の被害はなかったものの電柱が倒れて停電しているため、醸造に使う部屋の温度管理ができなくなりました。150本のタンクで発酵中の酒45万リットル、30万本分と瓶詰め前のものなどと合わせて約90万本が出荷できなくなりました。最悪の場合は廃棄せざるを得ないということです。旭酒造の桜井博志会長は会見で「私どもが納得しないものを獺祭の名前をつけては出せない」と述べました。設備と酒を合わせて被害額は約14億～15億円になるのではないかとみています。旭酒造の桜井一宏社長は「立ち直れるところから立ち直らなくてはいけない。できる範囲で速やかに前向きに復旧を進めていく」と述べました。今のところ生産開始のめどは立っていないということです。
どうやら停電のため、醸造に使う部屋の温度が管理できないということで、現在製造していたものは最悪廃棄をしなければならないようです。
今のままでは納得のいく獺祭ではないため、出荷ができないみたいですね。
獺祭と言えば去年「獺祭ストア 銀座」をオープンさせたり、ファッションやスポーツのイベントとコラボしてみたり、など話題にこと欠かさない日本酒ブランドでもあります。
日本酒は辛い苦いなどと言って敬遠する方もおられますが、「獺祭」はフルティーで若干の甘さを感じることができる味わいとなっています。日本酒をあまり飲み慣れない人でも、すんなり飲めてしまう味わいとなっています。
これが口コミなどで広がり、人気が高まったとされています。
獺祭はリリースされている全て銘柄が「純米大吟醸」というものです。
純米大吟醸とは、日本酒の最高位のグレードにあたるもので、普通に考えれば高価な物になります。
そして全銘柄で使用している酒米は「山田錦」という品種です。
この山田錦は酒米の王様とも言われる品種で、こちらの高級酒にしばしば使用されています。
このように獺祭は「山田錦の純米大吟醸」という組み合わせなのですが、このような最高級の日本酒は一升瓶(1.8L)で5,000円前後するものが多い傾向にあります。
しかし獺祭は、定番銘柄「獺祭 50」の値段は一升瓶で約3,000円という価格で2,000円の差があります。おいしく飲めて安いというのが獺祭の人気につながっていると思います。
ちなみにですが、この「獺祭」は安倍首相がオバマ元大統領やプーチン大統領に贈られたことがあります。そこから獺祭を知ったなんて人もいるんじゃないのかな。
僕も大学生の時に山口へ旅行に行った際に、居酒屋の店主さんが勧めてくれて、飲んだら日本酒なのに飲みやすく、美味いと感じて「獺祭」の存在を知りました。
あのときの店主さんに感謝です。
ここで嫌だなと思うことは、「獺祭」を製造されていない間に現在売っている「獺祭」を買い占めて、高く転売しようとする人が居そうな気がします。
この間、鹿児島県の酒造メーカーである白玉醸造から販売されている芋焼酎の「魔王」を転売する人がおり、定価2,000円の物を20,000円で転売されるということを従業員の人が嘆いていたことが、僕の記憶に新しいです。
このようなことが無いように、欲しい人が適正な値段で購入できればいいと思います。
そんな「獺祭」ですが、今回の豪雨被害で製造中止に追いやられてしまいましたが、必ずまた製造再開をして販売されると思うので待ち続けたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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価格:5,400円 |
